日本臨床外科学会雑誌
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綜説
食道・胃接合部癌の病態と治療
瀬戸 泰之
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2018 年 79 巻 4 号 p. 661-665

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抄録
食道胃接合部(EGJ)腺癌が世界的に増加しているとの報告が多い.Siewert type IIに関しては一定の報告はないが,我が国における手術件数は増加傾向にあると思われる.EGJ扁平上皮癌は食道癌として治療されるが,EGJ腺癌,特にSiewert type IIに対する術式はcontroversialである.ただし,我が国における調査では,胃下部リンパ節の郭清意義は乏しく,郭清目的での胃全摘は不要と結論づけられた.下縦隔郭清の効果については,現在進行中の前向き調査の結果を待つ必要がある.内視鏡治療については,EGJ腺癌は胃癌の基準に準じてよいものと考えられる.
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© 2018 日本臨床外科学会
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