日本臨床外科学会雑誌
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症例
二期的手術を行った腎血流障害を伴う急性B型大動脈解離の1例
志水 祐介石川 進三島 秀樹松永 裕樹西原 悠樹大島 哲高橋 正道松岡 勇二郎
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2018 年 79 巻 4 号 p. 708-712

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抄録
Stanford B型大動脈解離より腎血流障害をきたした69歳の女性に対して,初回は緊急でaxillo-bifemoral bypass術を施行し,臓器血流改善により維持透析導入を回避しえた.術後,下行大動脈の偽腔開大による真腔狭小化と,偽腔自体の左房圧迫による難治性心不全をきたした.二期的に胸部大動脈ステントグラフト挿入術(TEVAR)を行い,心不全,腎機能の改善が得られた.
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© 2018 日本臨床外科学会
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