日本臨床外科学会雑誌
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症例
鈍的外傷を契機に発見された16歳膵solid-pseudopapillary neoplasmの1例
島田 恵橋本 拓哉宮田 明典熊坂 利夫
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キーワード: SPN, 男性, 外傷
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2020 年 81 巻 2 号 p. 337-342

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抄録

症例は16歳,男性.鈍的外傷後に腹痛が出現し近医を受診.精査にて膵頭部腫瘍,ならびにそれに連続する後腹膜血腫を認めた.出血に対しては保存的に経過観察を行い,その後膵頭部腫瘍に対する精査加療目的に紹介となった.CT,MRIでは膵頭部に5cm大の腫瘤を認めた.膵頭十二指腸切除を行い,術後病理にて膵solid-pseudopapillary neoplasmの診断であった.本疾患は若年女性に多い疾患であり,男性症例の場合は女性よりも発症年齢が高いことが知られており,若年男性においては稀な疾患である.また,無症状で発見されることが多い疾患である.今回,鈍的外傷後の後腹膜出血で発覚した若年男性の膵solid-pseudopapillary neoplasmの症例を経験したため報告する.

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© 2020 日本臨床外科学会
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