日本臨床外科学会雑誌
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症例
胃原発mixed neuroendocrine-non-neuroendocrine neoplams(MiNEN)の2例
岩田 力渡邊 真哉古田 美保會津 恵司小林 真一郎佐藤 文哉
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2022 年 83 巻 12 号 p. 2062-2068

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抄録

2019年のWHO分類で神経内分泌腫瘍成分と非神経内分泌腫瘍成分が混在し,かつ双方の成分が30%以上を占める症例を混合型神経内分泌-非神経内分泌腫瘍(mixed neuroendocrine-non-neuroendocrine neoplams;以下,MiNENと略記)と定義している.今回,胃MiNENの2例を経験したので報告する.症例①は75歳の男性で,前庭部後壁胃癌および多発肝転移と術前診断され,姑息的に幽門側胃切除が施行され,病理診断はMiNEN(腺癌:70%,内分泌癌:30%),pT4a(SE),pNX,M1(HEP),pStage IVであった.術後は化学療法を望まず,術後3カ月で原病死した.症例②は75歳の男性で,前庭部大彎胃癌と診断され,幽門側胃切除が施行された.病理診断はMiNEN(腺癌:40%,内分泌癌:60%),pT4a(SE),pN1(#6),M0,pStage IIIAであった.術後18カ月目に腹膜播種を認めたが積極的加療は希望されず,術後21カ月で原病死した.

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