日本臨床外科学会雑誌
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症例
穿刺ドレナージが奏効したIgA腎症併存肛門周囲膿瘍の1例
渡部 愛小村 憲一吉田 直楊 昌洋岡村 行泰
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2024 年 85 巻 6 号 p. 772-776

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抄録

症例は22歳,男性.IgA腎症の治療中に発熱と臀部痛で受診し,造影CTにて肛門周囲膿瘍と診断された.標準的な治療法は切開排膿であるが,ステロイド大量投与中であること,深部膿瘍であることから,侵襲が最小限かつ慣れた手技を応用できる穿刺ドレナージを選択した.ドレナージは奏効し,IgA腎症の治療も中断することなく継続できた.肛門疾患は専門性の高い領域であるが,緊急時には自施設の医療資源で解決策を導き出す姿勢が重要である.

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© 2024 日本臨床外科学会
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