全日本鍼灸学会雑誌
Online ISSN : 1882-661X
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シンポジウム
スポーツ鍼灸の研究
宮本 俊和古屋 英治森山 朝正
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2008 年 58 巻 2 号 p. 166-178

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抄録
 近年、 子供から高齢者まで多くの人がスポーツをするようになってきた。 そのため、 競技スポーツはもとより、 レクリエーションスポーツにおいても安全で快適なスポーツ環境が社会に求められている。
 スポーツ分野の鍼灸のテーマも、 (1)スポーツ外傷・障害の治療(2)スポーツ選手の体調管理(3)生活習慣病の予防(4)競技パフォーマンスの向上など多岐にわたっている。 本シンポジウムでは、 スポーツ鍼灸の研究の現状を報告する。 以下はその概要である。
1)円皮鍼は長期合宿中に起きる筋疲労を軽減する。
2)鍼治療は、 高強度の運動によってもたらされる免疫機能の低下を抑制する。
3)低周波鍼通電は、 マウスの廃用性筋萎縮の進行を抑制する。
4)円皮鍼は運動後の急性筋疲労や遅発性筋痛に有効である。
5)M-テストは、 スポーツ外傷の予防とパフォーマンス向上を評価するのに有効である。
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© 2008 社団法人 全日本鍼灸学会
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