全日本鍼灸学会雑誌
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国際学術交流
第9・10回日韓鍼とEBMワークショップ参加報告
大川 祐世川﨑 寛二深澤 洋滋増山 祥子山下 仁若山 育郎
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2019 年 69 巻 3 号 p. 225-231

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抄録
日韓鍼とEBMワークショップは全日本鍼灸学会と大韓鍼灸学会との学術交流の場である。 第9・10回の日韓鍼とEBMワークショップのテーマはいずれも 「診療ガイドライン=Clinical Practice Guidelines; CPG」 であった。 第9回は大阪で開催され韓国から3名、 日本から2名が講演を行った。 第10回は韓国、 チェチョン (堤川・Jecheon) で開催され日韓双方から2名ずつ講演を行った。 韓国は韓医学診療ガイドラインをいくつも作成しており、 第9回・10回ともにそれらの作成状況および改良のためのプロトコル等が報告された。 対して日本は未だ鍼灸の診療ガイドラインは作成されていないため、 鍼灸について記載のみられる日本国内の診療ガイドラインを調査した結果とそれらの質評価を行った結果を報告した。  日本と韓国では鍼灸を取り巻く環境は異なるが、 伝統医学領域の診療ガイドライン作成において先を行く韓国と本ワークショップを通じて議論を交えることができ、 日本の鍼灸診療ガイドライン作成の参考になった。 日韓両国の伝統医学発展のために学術交流を継続する必要性を再認識した。
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