2023 年 73 巻 1 号 p. 51-57
2004年に始まった 「日韓鍼とEBMワークショップ」 の一環として、 日韓シンポジウムが開催された。 このシンポジウムは、 11月1日と2日の両日に韓国のソウルで開かれた国際会議 「2022 International Conference for Global Cooperation in Traditional Medicine」 の1セッションとして組まれ、 日本と韓国からそれぞれ2名の専門家を招待し開催したものである。 本シンポジウムは、 両国が直面している超高齢化社会におけるフレイルとサルコペニアに焦点を当て、 鍼灸医療の可能性を模索したものである。 本稿では、 WHOの統合医療サービス部長の基調講演と日韓シンポジウムにおける各シンポジストの発表内容の概要を報告する。