全日本鍼灸学会雑誌
Online ISSN : 1882-661X
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極超短波治療器を併用した鍼治療の基礎的研究
佐藤 哲也鈴木 隆
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1982 年 32 巻 1 号 p. 27-32

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抄録
目的: 従来の温灸鍼 (灸頭鍼) に比較して, より効果的にツボを温める方法 (極超短波治療器を用いた鍼療法) を考案し, 従来の温灸鍼の深部温度と比較しつつ検討した。
方法: 牛肉片と家兎臀筋に針刺入し, 温灸鍼時, 極超短波照射時の深部温度を, サーミスター温度計を使用して測定した。
結果および結論: 温灸鍼の温度上昇は皮膚皮下中心で, 熱は深部にまで到達していない。これに対し, 針に極超短波照射 (25W) すれば, 温度上昇は深部までみられる。このようなことより, 極超短波治療器と鍼療法との併用はツボの熱刺激といった面で, 新しい治療法として期待できるものと考える。
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