抄録
低出力半導体レーザー光線を針法の巨刺に準じ, 照射部位を健側で患部の反対側の対象部位として照射し, 頸肩腕症候群では可動域は拡大した。腕関節運動痛や中手指節関節痛には有効であった。腰痛, 神経痛にも有効であった。頸部運動痛と膝関節痛に対しては効果はあがりにくかった。全症例29例 (男6, 女23: 30歳~75歳), 中有効18例 (頸肩腕症候群3/3, 頸部運動痛1/4, 腕関節痛1/2, 背部痛2/2, 腰痛症6/8, 膝関節痛1/5, 神経痛2/2, 足関節痛1/1, 中手指節関節痛1/1), やや有効9例 (頸部運動痛3/4, 腕関節痛1/2, 腰痛症1/8, 膝関節痛3/5, 肘関節痛1/1), 無効2例 (腰痛症1/8, 膝関節痛1/5) でレーザー光線の有効性を認めた。