日本臨床麻酔学会誌
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〔エピドラスコピー研究会〕第11回エピドラスコピー研究会 シンポジウム ─腰下肢痛治療におけるエピドラスコピーの位置づけ─
エピドラスコピーと硬膜外腔癒着
伊達 久滝口 規子千葉 知史渡邊 秀和新城 健太郎
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2012 年 32 巻 2 号 p. 277-282

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抄録
  当院におけるエピドラスコピーの適応は,神経ブロックなどに抵抗性であること,神経根ブロックで一時的に軽快すること,仙骨硬膜外造影で癒着がみられることである.術中に十分に剥離が行われたエピドラスコピー23例に対し,術後2病日から14病日までにランダムに仙骨硬膜外造影を行った.早い症例では術後3日目から再癒着が始まり,術後2週間で約3割の患者が再癒着を起こしていた.しかし,再癒着した症例と再癒着がみられなかった症例では術後鎮痛効果にあまり差がみられなかった.エピドラスコピーの作用機序は硬膜外腔の癒着の物理的剥離効果だけではなく,生理食塩水による洗浄効果や局所における薬物効果なども関与していると思われる.
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© 2012 日本臨床麻酔学会
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