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日本臨床麻酔学会誌
Vol. 32 (2012) No. 4 p. 564-568

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http://doi.org/10.2199/jjsca.32.564

症例報告

  術中にアナフィラキシーを生じた肝門部胆管癌症例を経験した.アレルゲンは術中には確定できなかったが,後日行った薬剤リンパ球刺激試験でタココンブ®と判明した.タココンブを貼付したまま閉腹したためか,術後もアドレナリンの持続投与が必要な状態が続き,約20時間後にアドレナリンを離脱できた.血漿中ヒスタミンとトリプターゼの定量測定では,両者とも検出できず,これらを介さない機序でのアナフィラキシーを生じたものと考えられた.

Copyright © 2012 日本臨床麻酔学会

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