日本臨床麻酔学会誌
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日本臨床麻酔学会第37回大会 シンポジウム ─最先端外科:外科医の求める麻酔管理と答える麻酔科医─
経カテーテル的大動脈弁留置術とチーム医療について
入嵩西 毅
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キーワード: TAVI, 低侵襲手術
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2019 年 39 巻 1 号 p. 59-62

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抄録

本邦における経カテーテル的大動脈弁留置術(transcatheter aortic valve implantation:TAVI)は2013年に始まった.以来,手術件数は着実に増加し,実施施設は全国に拡大した.このTAVIの普及には,デバイスの進化に加えて,手術チームの経験の深まりが大きく貢献したと考えられる.麻酔科医は手術チームの一員として,安全な手術の遂行と術後の早期回復,そして,手術室の効率的な運用の面でも大いに期待されている.

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© 2019 日本臨床麻酔学会
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