日本臨床麻酔学会誌
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〔日本医学シミュレーション学会〕第13回日本医学シミュレーション学会 JAMS優秀論文賞記念講演
院内鎮静トレーニングの意義─多職種連携推進におけるシミュレーション教育法の有用性─
駒澤 伸泰安宅 一晃羽場 政法植木 隆介上農 喜朗南 敏明
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2019 年 39 巻 2 号 p. 216-221

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抄録

鎮静実践セミナーは,①米国麻酔科学会の非麻酔科医のための鎮静・鎮痛に関する診療ガイドラインに基づいた講義,②タスクトレーナーを用いた急変初期対応と基本的気道管理,③薬剤カードを用いたディスカッションに加え,④鎮静,鎮痛に関する術前評価,鎮静計画,臨床判断などのノンテクニカルスキル獲得目的のシナリオトレーニングで構成される.われわれは,鎮静実践セミナーの効果を最大限にするため,実際に鎮静を行う多職種の参加による院内シミュレーション講習会の実施を推奨している.鎮静実践セミナー受講者による自施設での多職種連携講習会により,医療従事者のノンテクニカルスキルの向上と鎮静医療安全の改善が期待できる.

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© 2019 日本臨床麻酔学会
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