2019 年 39 巻 3 号 p. 350-355
術前入院期間の短縮や質の高い術前管理を目指して術前診察を通院外来レベルで行う術前麻酔科外来方式による術前管理は一般的となった.一方で,高難度新規医療技術や保険適用外手術の導入,ハイリスク高齢者手術の麻酔など,多様な麻酔対象症例に対して医療安全上の観点から適切なインフォームド・コンセントの提供が求められている.それには説明・同意書の準備,印刷,署名,スキャン保存など多くの作業ステップが求められる.病院情報システムと麻酔管理支援システムとの連携の観点から効率よく行うための工夫について,デジタルペーパーTM(Sony社)を導入し効率化を図ったわれわれの施設の取り組みを紹介する.