2019 年 39 巻 4 号 p. 371-376
酸素化予備能指標(Oxygen Reserve Index:ORiTM,マシモジャパン株式会社,東京)とは,100〜200mmHgのPaO2の相対指数であり,SpO2 98%以上の酸素状態を連続的かつ非侵襲的にモニタリングすることが可能でSpO2低下を予測する指標として使用される.今回,無換気時間の手術操作を含む片肺全摘,気管分岐部切除,気管再建術に対して,ORiTMを指標に無換気時間を調整し低酸素血症を回避した麻酔管理を経験したので報告する.