日本臨床麻酔学会誌
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症例報告
エトポシドが奏功した重症Epstein-Barr virus関連血球貪食性リンパ組織球症の1成人例
大辻 真理藤田 基水口 市子八木 雄史金田 浩太郎鶴田 良介
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2019 年 39 巻 5 号 p. 504-509

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抄録

症例は20歳女性,発熱と倦怠感を認め近医を受診し,汎血球減少,肝・腎機能障害,DICを認めたため,当院に転院となった.来院時検査でEpstein-Barr virus(EBV)感染を認め,HLH-2004ガイドラインの診断基準を満たしたことから,第4病日にEBV関連血球貪食性リンパ組織球症と診断した.血漿交換と持続的血液透析濾過を導入し,高用量メチルプレドニゾロン投与を開始するも病状改善なく,HLH-2004ガイドラインに沿ってエトポシドを第8病日に投与したところ,全身状態は改善した.本症例ではHLH-2004ガイドラインに沿ったエトポシドの迅速な投与が奏功し,後遺症なく救命することができた.

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© 2019 日本臨床麻酔学会
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