国立東京第二病院麻酔科
1991 年 11 巻 1 号 p. 118-122
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
症例は,意識を失い倒れているところを発見された51歳の男性である.心電図検査で急性心筋梗塞と診断され,冠動脈造影や心エコー図を行ったが明らかな異常所見はなかった.頭部CTを再検したところ右急性硬膜下血腫並びに右前頭葉脳内血腫が判明し,緊急手術となった.術中の血圧は安定していたが,心電図は完全房室ブロック,多源性期外収縮,心房細動など様々な不整脈を示した.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら