2006 年 8 巻 2 号 p. 157-159
医療におけるIT化が進められているが、電子カルテだけがIT化ではない。当院ではオーダリングシステム、PACSさらに市販データベースソフトであるファイルメーカープロを用いて診療情報システムを構築している。その中にはクリニカルパス機能も組み込まれている。パス作成機能、修正機能、発行および記録、各種統計、バリアンス集計なども行える。このシステムは日々進化し続けていて、日常診療に欠かせなくなっている。DPC関連も対応していて、各種指標も集計可能である。
市販ソフトならではの欠点、長所はあるが対費用効果の高いシステムである。