日本クリニカルパス学会誌
Online ISSN : 2436-1046
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学会報告(第6回学術集会) シンポジウム2 医療者が作成する医療用ソフトの現状と将来性
市販ソフトによるパスおよび医療ツールの開発:パス機能
松波 和寿川口 雅裕
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2006 年 8 巻 2 号 p. 157-159

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抄録

 医療におけるIT化が進められているが、電子カルテだけがIT化ではない。当院ではオーダリングシステム、PACSさらに市販データベースソフトであるファイルメーカープロを用いて診療情報システムを構築している。その中にはクリニカルパス機能も組み込まれている。パス作成機能、修正機能、発行および記録、各種統計、バリアンス集計なども行える。このシステムは日々進化し続けていて、日常診療に欠かせなくなっている。DPC関連も対応していて、各種指標も集計可能である。

 市販ソフトならではの欠点、長所はあるが対費用効果の高いシステムである。

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© 2006 一般社団法人日本クリニカルパス学会
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