日本クリニカルパス学会誌
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学会報告(第6回学術集会) シンポジウム2 医療者が作成する医療用ソフトの現状と将来性
自作ソフトによる診療アセスメントと業務分析
蒲生 真紀夫
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2006 年 8 巻 2 号 p. 167-170

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抄録

 近年、病院情報システムが急速に普及しつつあるが、医療現場が必要とする診療支援・分析機能に関して満足できるレベルのシステムは少なく、多くの施設が市販データベースを用いた診療支援ソフトを開発運用している。本稿では我々がファイルメーカープロを用いて作成し、ネットワーク上で運用している各種データベースファイルのうち、病院全体に横断的にかかわるアセスメント・分析機能について紹介する。自作DBは診療現場が必要な情報を収集し分析可能な点で優れているが、基幹医療情報システムとの連携が今後の課題である。

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© 2006 一般社団法人日本クリニカルパス学会
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