静岡大学理学部地球科学教室
2001 年 42 巻 1 号 p. 38-41
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2000年10月6日の鳥取県西部地震 (Mj7.3) において, 鳥取県北西部の弓ヶ浜砂州の埋め立て地で多数の噴砂現象が発生した. そのうちの数箇所において, 本震から2日経過した時点でも液状化による噴砂現象が継続していることが確認された. また, 噴出した砂の高さが90cmに達していることが確認できた. これらは, 砂層の液状化ポテンシャルの定量的な評価と本震から時間が経過した後の液状化災害に重要な情報をもたらすものである.
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