日本フットケア・足病医学会誌
Online ISSN : 2435-4783
Print ISSN : 2435-4775
特集:透析足病変に対して透析室でできること
透析患者における下肢血流評価
安部 貴之
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2026 年 7 巻 2 号 p. 118-122

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抄録

 透析患者では末梢動脈疾患 (peripheral arterial disease: PAD) の合併頻度が高く, 下肢虚血の早期発見と適切な評価が重要である. 下肢血流評価として足関節上腕血圧比 (ankle–brachial index: ABI) が広く用いられているが, 透析患者では動脈中膜石灰化によりABIが偽正常を示す場合があり, 評価には注意を要する. 透析患者の下肢虚血評価では, 視診・触診などの身体所見に加え, 足趾上腕血圧比 (toe–brachial index: TBI) や皮膚灌流圧 (skin perfusion pressure: SPP) など複数の指標を組み合わせて総合的に判断することが重要である. 本稿では透析患者における下肢虚血評価の特徴と, 各種血流評価指標の臨床的意義について概説する.

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© 2026 一般社団法人日本フットケア・足病医学会
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