日本フットケア・足病医学会誌
Online ISSN : 2435-4783
Print ISSN : 2435-4775
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健康な地域高齢者の足とセルフフットケアの実態及び地域フットヘルス看護師の課題-文献レビューに基づく看護師育成プログラムの検討-
畑中 あかね, 池田 清子, 永瀬 紗奈衣, 桑原 京子, 野澤 裕子, 久保 美佐
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2026 年 7 巻 3 号 p. 306-315

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抄録

 健康な地域高齢者の足とセルフフットケアの実態, 地域でセルフフットケアを普及する看護師の課題を明らかにする目的で文献レビューを行った.
 医学中央雑誌Web, PubMedを用いて, 「フットケア」「健康教育」「看護師教育」などのキーワードを用いて検索し, 過去10年間の原著論文15件を分析対象とした.
 地域高齢者の足のトラブルは多く, 高齢者だけでは認識できず, 自分ごととして捉えにくいことが示された.すでに転倒経験のある人が存在し, 転倒は喫緊の問題であった. また, 多くの地域高齢者がセルフフットケアを行っているが, 自覚症状がありながらも放置していたり, 面倒で習慣化できないケアがあることが示された.
 一方, 地域の健康教育において看護師はやりがいを感じている反面, 多くの困難を感じていることが示された. しかし, 看護師が地域高齢者の生活と足の関連に着眼して働きかけることによって, 高齢者が自身の足を意識し始めるなどの変化が報告されている.
 地域でフットヘルスの普及活動を行うためには学びの場や継続した活動支援が必要であると考えられ, 結果に基づき看護師育成プログラムを検討した.

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