大分大学医学部耳鼻咽喉科頭頸部外科
2016 年 26 巻 2 号 p. 163-167
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鼻中隔矯正術は耳鼻咽喉科頭頸部外科医にとって,基本的な手術手技である。大切なことは内視鏡下に良い視野で手術を行うことであり,内視鏡を保持し,視野を確保し,適切な位置に粘膜切開を行い,軟骨膜を確実に切開した上で,軟骨膜下に鼻中隔軟骨から粘膜剥離を行い,ワーキングスペースを広く作成する。これらのステップは鼻中隔矯正術のルーティンであると言っても過言ではない。症例や病態に応じて,適切な術式を選択し,丁寧に手術を行っていくことが重要である。
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