頭頸部外科
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原著
下咽頭癌根治治療後のActive follow-upを用いた生存率の算出
松居 秀敏岩江 信法池本 和希山村 悠大
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2020 年 30 巻 2 号 p. 205-208

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抄録
下咽頭癌の生存率を検討するために,診療録からイベントを把握するPassive follow-up法(PFU)でなく,積極的に患者情報を更新するActive follow-up法(AFU)であれば,打ち切り症例が減少し,精度の高い値を算出できると考えた。2005-2014年根治治療施行の下咽頭癌219例を対象とし,粗生存率と5年経過時点の打ち切り症例を検討した。5年粗生存率はAFUが44.2%,PFUが46.6%で,PFUのほうが生存率が高い傾向であった。打ち切り症例はAFUが1例,PFUが17例。AFUは打ち切り症例が減少し,PFUより精度の高い生存率の算出が可能と考えられた。
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© 2020 特定非営利活動法人 日本頭頸部外科学会
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