園芸学会雑誌
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Petunia原種の染色体数と品種およびP.axillarisとの交雑親和性
渡辺 均安藤 敏夫飯田 新一鈴木 昭彦武藤 謙一塚本 達也Goro HashimotoEduardo Marchesi
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1996 年 65 巻 3 号 p. 625-634

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抄録
ペチュニアの育種に新たな知見を得るために,6品種および現代品種の片親とされるP.axillaris subsp.axillarisを種子親として,広義のぺニュニア41分類群との交雑を試みた.Petttnia原種には2n=14と2n=18の染色体数の異なる2群の存在が確認された.品種(2n=14)およびP.axillaris subsp.axillaris(2n=14)を種子親として2n=18の原種を交雑した場合は,すべての組み合せでさく果が得られなかった.一方,P.integrifolia subsp.occidentalisを除く 2n=14のすべての原種との交雑は可能であった.
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