園芸学会雑誌
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溶存酸素濃度の低い培養液でのトマト根の生育と乳酸代謝に及ぼす根へのプトレシン前処理の影響
名田 和義岩谷 恵津子土井 孝夫橘 昌司
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2004 年 73 巻 4 号 p. 337-339

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抄録
根城低酸素耐性の小さいトマト植物(品種,ハウス桃太郎)を,第5葉齢時に溶存酸素濃度(DO)の低い培養液(Img・liter-1)と高い培養液(6 mg ・ liter-1)に定植して,7日間水耕栽培した.根のポリアミン合成酵索活性および遊離態ポリアミン音量は培養液のDOレベルの影響を受けなかった.低DO培養液では生育が抑制され,根の乳酸脱水素酵素活性や乳酸含羞が著しく高くなった.しかし,低DO培養液に移す前の6時間を0.5mMプトレシン含有培養液で前培養した植物では,5日目以降に根の生長が良好になり,乳酸代謝の活性化が抑制された.以上の結果は,植のプトレシン濃度が高いと,酸素不足による乳酸発酵が抑制され,その結果,根の障害が軽減されてトマトの根城低酸素耐性が高まることを示唆する.
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