東北大学大学院環境科学研究科
山梨大学大学院医学工学総合研究部
2004 年 17 巻 5 号 p. 565-571
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メコン河中流域において洪水・氾濫モデルは様々な分野で貢献している.これらはGTOPO30を初めとする数値地図情報の充実によるところが多い.数値地図データを利用したBTOP-MCモデルは広域にも関わらず精度よく流量を推定することが可能である準分布型モデルである.また,Dynamic Waveモデルと不等流モデルを組み合わせた洪水氾濫モデルをプノンペン周辺で適用し,良い一致を得た.これらのモデルの有効な点と問題点,将来性を紹介する.
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