水文・水資源学会誌
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石狩川の捷水路と洪水氾濫原の変化
山口 甲
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1991 年 4 巻 2 号 p. 23-30

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抄録
石狩川の河川改修事業の歴史は80年を数える。石狩川は我が国の河川としては緩流河川であるが、中流部においては砂礫河岸、下流部は粘土質河岸を有し、かつては蛇行流路であった。河川改修を始めるに当って水理学的、地域開発の面から多くの議論を経て捷水路方式を採用して現在その完成を見ている。
本文では捷水路方式を採用するに至った経緯と現在における効果について水理学、地域開発の面から述べたものである。
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