産学連携学
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研究ノート
日本と韓国の産学連携業績比較研究
―文部科学省及び韓国研究財団の統計データを用いて―
小野 浩幸, 木村 雅和, 李 素婷
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2019 年 15 巻 2 号 p. 2_83-2_103

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抄録

2016年の米ロイター社による世界で最もイノベーティブな大学ランキングで,トップ10に唯一米国の大学以外で韓国科学技術研究院(KAIST)がランキングされた.企業との共同論文の数や特許数などを基準としたロイター社のランキングにおいて,韓国の大学が躍進したことは産学連携を通じて産業界に貢献していることを伺わせる.そこで,産学連携に関する統計データに基づき,直近5年間の日本と韓国の産学連携の基礎的な状況について比較検証を試みた.

その結果,韓国は日本と比較して産学連携の歴史が新しく,経済規模も小さいにもかかわらず,契約件数及び金額ともに日本を上回っていることが明らかとなった.特に,政府等の投資額が日本を大きく上回っており,その差は年々拡大しつつある.また,特許実施料などの技術移転収入においても,韓国はすでに日本を上回っていることが明らかとなった.

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© 2019 特定非営利活動法人 産学連携学会
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