日本数学教育学会誌
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実践研究
平面と空間を相互に関連付けて考察し表現する学習指導
クリスマスツリーの模型制作を通して
藤原 大樹
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2021 年 103 巻 3 号 p. 3-10

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抄録

中学校第1 学年の「空間図形」単元では,平面と空間を関連付けて考察し表現する力の育成が求められているが,その学習指導に課題がある.本稿の目的を「目的に沿って平面と空間を相互に関連付ける空間図形の学習指導を計画,実施し,生徒の活動の様相を明らかにし,学習指導計画を提案すること」とする.教材「クリスマスツリーを作ろう!」を扱った授業を実施し,分析した結果,次の3 点が明らかとなった.①本教材は目的に沿って平面と空間を相互に関連付ける学習を促す価値がある.②実長が知りたい場面で見取図と立面図を合わせたような図をかく生徒が多い.③円錐の立面図をかいたときの頂角の大きさを決めてから展開図をつくろうとするなど多様な問いが引き出される.①〜③から投影図の必要性の理解に配慮した学習指導計画を作成し,単元の後半に位置付けることを提案した.その検証などが今後の課題である.

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