日本母性看護学会誌
Online ISSN : 2434-6187
Print ISSN : 1345-773X
原著
妊娠期から産後3か月の児へのボンディングと妊婦のアタッチメントスタイルおよび諸要因との関連
藤田 佳代子
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2021 年 21 巻 2 号 p. 1-8

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抄録
本研究の目的は、妊娠期から産後3か月の児に対するボンディングと、妊婦のアタッチメントスタイルおよび諸要因との関連を明らかにすることである。妊娠26週以降の初産婦を対象とし、自記式質問紙を用いて、妊娠期、産後1、3か月の3時点縦断調査を実施した。妊娠期に376部の質問紙配布、回収数334部、産後3か月の有効回答数252部、有効回答率は67.0%であった。妊婦のアタッチメントスタイルとらわれ型得点、産後1か月、3か月の授乳状況、3か月の母親の体調不良の有無は、産後3か月のボンディングの低さを有意に予測する要因であった。産後3か月の児へのボンディングに対する妊娠期からの予防的支援の観点として、妊婦のアタッチメントスタイルとらわれ型得点は有用であることが示唆された。
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© 2021 一般社団法人 日本母性看護学会
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