日本サルコイドーシス/肉芽腫性疾患学会雑誌
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サルコイドーシス治療におけるメトトレキサートの位置づけ
サルコイドーシス治療におけるメトトレキサートの位置づけ
山口 哲生
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2012 年 32 巻 1 号 p. 83-84

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抄録
MTXは,一般に“steroid sparing effect”があるとされ,副腎皮質ステロイドホルモン薬と併用して用いることは海外では多く行われているが単剤での有効性は明らかではない.また,ステロイドとの併用で効果があるといわれても「明らかなevidence 」とは言い難く,それゆえ日本ではあまり用いられておらず,またガイドラインにも掲載されない.これは,サルコイドーシスの多様性(個人における臨床経過の違いの幅が大きいこと)と自然改善があるために薬剤の効果判定が行いづらいことにも起因しているだろう.とはいえ,有効率は低いが,臨床の現場では「これは確かにMTXが有効であった」といえる症例がある.十分な注意と同意のもとにサルコイドーシスの治療に用いてもよい薬剤であると思える.
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© 2012 日本サルコイドーシス/肉芽腫性疾患学会
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