日本サルコイドーシス/肉芽腫性疾患学会雑誌
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症例報告
皮下病変と肺内びまん性粒状影を呈し,トラニラストで改善を得たサルコイドーシスの1例
濱田 邦夫大沼 法友大田 光仁
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2013 年 33 巻 1 号 p. 117-121

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抄録
症例は50歳代男性.両側膝伸側に疼痛を伴う皮下硬結が出現したため当院皮膚科を受診した.皮膚生検で非乾酪性肉芽腫が認められ,胸部画像では両側肺門と縦隔リンパ節腫大および両肺野びまん性に粒状影を認めた.サルコイドーシスと診断し経過観察をしたが,病状が進行したためトラニラスト(300 mg/日)単剤による治療を試みた.治療開始4ヵ月後には皮下病変と肺病変の有意な改善を認め,現在も治療は継続中である.文献的考察を含めて報告する.
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© 2013 日本サルコイドーシス/肉芽腫性疾患学会
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