日本サルコイドーシス/肉芽腫性疾患学会雑誌
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症例報告
関節リウマチをメトトレキサートで治療中に肺サルコイドーシスを合併した1例
和田 曉彦玉腰 淳子鈴木 敏夫宮本 牧村田 研吾三倉 真一郎蛇澤 晶小原 徹也藤田 明高森 幹雄
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2013 年 33 巻 1 号 p. 97-103

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抄録
症例は63歳, 女性.関節リウマチの治療としてサラゾスルファピリジンを1年間投与後,メトトレキサート単剤,さらにメトトレキサートとブシラミンを併用して治療中に,咳,発熱が続くようになり,両側肺に多発結節が出現した.胸腔鏡下肺生検で非乾酪性類上皮細胞肉芽腫が認められ,肉芽腫内部にPropionibacterium acnes抗体染色陽性部位が認められた.他疾患の除外によりサルコイドーシスと診断した.PET-CTでは肺内,肺門縦隔リンパ節,脾以外に異常集積を認めなかった.経過観察したところ増悪が続いた.副腎皮質ステロイドホルモン薬(ステロイド)治療を開始したところ,咳,発熱,結節影とも速やかに改善がみられた.メトトレキサートはステロイドとの併用でサルコイドーシスの治療にも用いられ,単剤でも症例によって有効な薬剤だが,本症例はメトトレキサートを投与中にサルコイドーシスを発症したと考えられるため報告する.
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© 2013 日本サルコイドーシス/肉芽腫性疾患学会
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