日本口腔内科学会雑誌
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症例報告
ゾレドロネート投与中乳癌骨転移患者の口蓋隆起に発生した顎骨壊死2例の治療経験
梯 裕恵山下 裕美大場 誠悟朝比奈 泉
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2015 年 21 巻 1 号 p. 21-26

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抄録
ビスフォスフォネート製剤などの骨吸収抑制剤による顎骨壊死の口蓋での発生はまれである。今回,乳癌骨転移に対しゾレドロネート投与中患者の口蓋隆起に発生したステージの異なる2症例に対し,保存療法の後に口蓋隆起形成術を施行した。ステージ3の症例は瘻孔が残存し予後不良であったが,ステージ1の症例は完全に上皮化し治癒した。このような症例に対しては,初期段階での外科療法が有効である可能性が示唆された。
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© 2015 日本口腔内科学会
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