日本口腔内科学会雑誌
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症例報告
単純ヘルペスウイルスの再活性化を繰り返した後発症した多形紅斑重症型の1例
大房 悠里尾田 誠一郎野口 忠秀
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2025 年 31 巻 2 号 p. 37-42

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抄録
多形紅斑は,感染症や薬剤によって発症する炎症性皮膚粘膜疾患である。患者は18歳,女性。単純ヘルペスウイルスに由来する口唇炎,口内炎を繰り返していた。皮膚,眼・口腔粘膜病変を認め,当科と皮膚科へ紹介された。ステロイド全身投与により速やかに症状は改善した。病理組織学的所見と臨床経過から単純ヘルペスウイルスを誘因とする多形紅斑重症型と診断した。迅速な鑑別診断と専門診療科の連携による早期の治療が重要である。
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