精密機械
Print ISSN : 0374-3543
情報関連
本多 庸悟
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1984 年 50 巻 1 号 p. 92-93

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抄録
ディジタル技術や計算機技術を中心とする情報処理技術の進展によって我々が扱うことの出来る情報量は飛躍的に増大し,今も着実に増えつつある.ディジタル計算機の場合,現在のた型計算機の能力は10MIPS(millioninstruction per second),また姿を現しつつあるスーバコンピュータは50MIPSと言われる.マイクロプロセサは1970年,インテル社の4001として出現したが,これは4ビット,トランジスタ約2000個分であった.これが8ビット,16ビットとなり,1981年には32ビット,10万個分のものが出現した.精密工学と情報処理技術の接点はいろいろな面に現れ情報の扱いやすさと情報の精度の向上を目指し.またその恩恵を受けている.ここでは扱う情報量の多い応用上の一典型としての視覚情報処理と,情報の利用手段としての伝達方式の二つに焦点をしぼる.
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© 社団法人 精密工学会
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