市立岸和田市民病院 外科
2005 年 20 巻 4 号 p. 4_11-4_15
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約10年前に日本にも導入し始められたクリニカルパス (CP) は、ここ数年急速に普及した。DPCの導入が拍車をかけているが、CPでバリアンスとなる患者には、原因として栄養不良も少なくない。栄養サポートチーム (NST) による栄養療法は、合併症を減少させ、患者のQOLを向上させる。また、NSTが関与するCPには消化器癌術後パス、褥瘡パス、PEGパスなどがあり、最近では病病連携や病診連携にもNST関連のパスが活用されている。
日本静脈経腸栄養学会雑誌