日本小児外科学会雑誌
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遺伝性球状赤血球症に対する腹腔鏡下脾臓・胆嚢摘出術
吉田 和彦山崎 洋次水野 良児原 章彦芦塚 修一金井 秀樹桑島 成央
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2001 年 37 巻 2 号 p. 270-274

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抄録
【目的・方法】当科では1993年7月より1999年1月まで, 12例の遺伝性球状赤血球症(HS)に対して腹腔鏡下脾臓摘除術(LS)を施行し, 内6例は胆石症を合併していたのでLSと胆嚢摘出術(LC)を同時に行った.LSとLC同時施行群とLS単独群に分け, 年齢, 体重, 手術時間, 出血量, 必要としたポートの数, 脾臓重量, 術後在院日数, 合併症に関して検討した.【結果】12例にLSを試み, すべてに成功した.LSとLCの同時施行群の年齢はLS単独施行群に比較して有意に高かった(12.0±5.0歳vs. 6.0±2.0歳, p=0.0362).LSとLC同時施行群の手術時間はLS単独施行群に比較して長かったが, 有意差はなかった.出血量も両群で有意差はなく, 術後の在院日数も同等であった.【結論】胆石症を合併するHSに対するLSとLCの同時施行は安全であり, 標準化されると考える.
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