日本小児外科学会雑誌
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症例報告
単孔式腹腔鏡下整復術を施行した小児腸重積症の3例
大割 貢米倉 竹夫山内 勝治神山 雅史森下 祐次木村 浩基
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2013 年 49 巻 2 号 p. 256-260

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抄録
小児腸重積症に対し,単孔式腹腔鏡下整復術を施行した3 症例を報告する.症例は4 歳男児の回腸結腸型,11 歳女児の非観血的整復後に回腸結腸型で再重積を起こした症例,8 か月女児の回腸回腸結腸型の3 例.3 症例とも臍創部に挿入したラッププロテクターTM にE-Z アクセスTM(株式会社八光)を装着し,気腹下にカメラ及び2 本の鉗子を用い,重積腸管の整復と腹腔内検索を行った.全例術後合併症はなく,術後1 週間前後で退院となった.本術式は整容性に優れ,重積先進部の位置によらず重積の解除を行う事が可能であった.また器質的病変に対しても迅速かつ容易に腹腔鏡下手術から直視下手術,さらに再腹腔鏡下手術への移行が可能であった.
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