2024 年 2 巻 1 号 p. 16-21
【目的】片脚スクワット(SLS)動作と片脚着地(SLL)動作における膝外反角度,膝外反モーメント,体幹側方傾斜角度の関係を明らかにすることを目的とした。
【方法】健常な青年男性15名が,20 cm高の台上からのSLL動作および片脚立位から膝関節を60°まで屈曲するSLS動作の2課題を行った。SLL動作開始から完了までの膝外反角度,膝外反モーメント,体幹側方傾斜角度の最高値,SLS動作中の膝関節60°屈曲時の同じく3変数を計測した。そして,各変数間の関係を検討した。また,膝前十字靭帯(ACL)損傷高リスクの有無をSLL動作時の膝外反角度をもとに分類し,高リスクの有無とSLS動作の3変数の関連を検討した。
【結果】両動作間における膝外反角度,体幹側方傾斜角度に有意な中程度から高い相関関係を認めた。また,SLS動作時の膝外反角度がACL損傷高リスクの有意な関連因子として選択された。
【結論】両動作間の膝外反角度,体幹側方傾斜角度に関係が認められた。