大阪府立成人病センター呼吸器科
1995 年 17 巻 5 号 p. 416-420
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症例は, 46歳の男性。反復する咳嗽・喀痰を主訴に来院した。胸部CTでは, 右B^3のectatic changeが認められたが, 気管支鏡では, 右B^3入口部に白苔の付着したポリープ状病変が認められ, 同部の生検で平滑筋腫と診断された。腫瘤は8mm×5mmの白色ポリープで, 右S^3区域切除術が施行された。切除標本の免疫組織染色では, Desmin, αSMAが陽性で, 電子顕微鏡所見でも, 平滑筋腫の特徴を示していた。
日本気管支研究会会報
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