日本緑化工学会誌
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技術報告
急傾斜地対策工事における表土及び樹木保全の有効性について ( I )
—施工後のマント群落に与える影響—
門田 有佳子, 井上 密義, 岩佐 直人, 佐々木 光
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2002 年 28 巻 1 号 p. 150-153

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抄録
急傾斜地崩壊対策工として, 法切と植生基盤の造成を行う厚層基材吹付工と, 表土 · 樹木への負荷を抑えたワイヤ連結型複合補強土工を対象に, マント群落の保持 · 回復に対する有効性を比較した。厚層基材吹付工では, 施工後に草本群落が優占し, 周辺植物を多く含んだ群落まで回復するのには, 約3年を要した。ワイヤ連結型複合補強土工では, 樹木が受けた負荷によって森林ギャップが発生し, 施工直後からマント群落の植物による自然繁殖が顕著に見られた。このことから, 表土 · 樹木への負荷を抑えた急傾斜対策工では, マント群落自体の保持 · 回復に対して有効であると言える。
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© 2002 日本緑化工学会
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