抄録
緑化植物6種について他感作用関係を調べるため, 発芽試験と混播試験の2つの実験を行った。発芽試験はシャーレを用い, 乾燥した植物体から水蒸気蒸留法により抽出した精油を使用して行った。その結果, 最終発芽率, 発芽開始時間や発芽速度などが対照区とは異なり, 他感作用の可能性が考えられた。混播試験では培養土を用い, 1つのポットに2種類播種し, 1ヶ月後に乾物重を測定した。その結果, ケナフとともに混播したアカクローバおよびイタリアンライグラスは, 単独で播種したときに比べ, その乾物重が有意に小さく, 他感作用の影響が示唆された。