日本緑化工学会誌
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論文
野生ツツジ2種の種子発芽と実生の生育立地要求性
直播きによる野生ツツジ群落復元実験
森本 淳子, 柴田 昌三, 長谷川 秀三
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2003 年 29 巻 1 号 p. 135-140

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抄録
里山二次林における野生ツツジ群落復元手法の確立を目的として, 野生ツツジ2種の直播き実験を行い5年間モニタリングを行った結果, 1)種子の着床面が浸食されにくく水分保持能力の高い播種床を用いると, 高い種子発芽率が得られる, 2)実生の定着には1)の条件に加え, 一定の光環境が必要である, 3)明るい光環境下で施肥効果のある播種床を使うと, 耐性のある幼木サイズまでの初期成長が早いため成立本数が多くなる, ことなどが明らかになった。遷移が進み林冠が閉鎖した二次林内に野生ツツジ群落を復元するには, 林冠を疎開した上で, 緩行性の肥料を含むやや荒い粒径組成の土壌を播種床とし, 平滑かつ水平に整備した表面に, 冷蔵乾燥貯蔵種子を, 春の早い段階で播くと効果的であると考えられる。
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© 2003 日本緑化工学会
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