日本緑化工学会誌
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技術報告
立山アルペンルート沿線におけるブナの植栽と事後経過
石田 仁
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2004 年 29 巻 4 号 p. 503-506

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抄録
立山アルペンルート沿線にはスギ, ブナ群落の森林が発達しているが,一部のブナ大径木が枯死しその樹冠下ではササ類などが繁茂している。このような森林衰退箇所の森林更新を促進する目的で現地産のブナ苗の植栽を行った。森林衰退箇所の林床植生は,クマイザサが密生するタイプと,チシマザサが密生するタイプが認められた。群落高は,前者が約1 m,後者が約2 m であり,群落内部の相対光量は両者ともにおおむね5% 以下であった。ブナの植栽苗が相対光量30-40% を確保できるように,最小限度の林床植生の刈払いを行い植栽を実施した。植栽後7-3 年で,全植栽箇所の苗木の活着率は9 割を超え,多くの苗がササの高さ以上に生育した。
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© 2004 日本緑化工学会
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