日本緑化工学会誌
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論文
イモカタバミ(Oxalis articulata Savigny)の生育と開花に及ぼす温度と日長の影響
勝川 健三下村 孝
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2006 年 32 巻 1 号 p. 38-43

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抄録

グラウンドカバープランツとして有望なイモカタバミ(Oxalis articulata Savigny)の生育習性の解明を目的に,日長および温度条件が生育と開花に及ぼす影響を検討した。その結果イモカタバミは長日植物で,20℃における限界日長は12時間から13時間の間にあることが示唆された。また長日処理は,暗期中断法で代替できた。一方,露地栽培において梅雨明け後にみられる休眠現象は,人工気象室によるコンテナ栽培での試験の結果,高温による多発休眠と考えられ,自発休眠ではないことが示唆された。

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© 2006 日本緑化工学会
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