日本緑化工学会誌
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論文
アズマネザサ(Pleioblastus chino Makino)の植生管理と窒素動態の関係に関する研究
廣木 真理小林 達明高橋 輝昌
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2007 年 33 巻 1 号 p. 71-76

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抄録
アズマネザサが下層に優占する半日陰地と樹林内で下刈り,落ち葉掻き管理を3年間行い,土壌中の無機態窒素量とアズマネザサの窒素利用特性およびアズマネザサ現存量の変化を調べた。下刈りの結果,半日陰地・林内ともに地上部の現存量は減少する傾向が見られた。地下部現存量に下刈りによる変化はなかったが,落ち葉掻きによって減少が見られた。表層土壌の全窒素含有率は半日陰地の下刈り区と下刈り+落ち葉掻き区で減少する傾向が見られた。土壌中無機態窒素は,半日陰地,樹林地ともに処理開始後3年目に,放置区,下刈り区,下刈り+落ち葉掻き区の順に低い値となった。管理方法による植物体の硝酸還元酵素活性の違いは見られなかったが,土壌中の硝酸量や受光条件により酵素活性が変化していた。樹林地では上層が落葉する冬期に硝酸還元酵素活性が上昇しており,窒素利用の面からは秋季の下刈りがササの抑制に効果があると考えられた。
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© 2007 日本緑化工学会
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