日本緑化工学会誌
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技術報告
植生基材吹付工施工後2年間の基材の耐侵食性
細木 大輔, 柏木 亨, 松江 正彦
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2009 年 35 巻 1 号 p. 126-129

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抄録
摘要:植生基材の侵食について,1):植生基材のみを吹き付けた実験区,2):植生基材に表土を混入した実験区,3):緑化用種子を含む通常の植生基材吹付工の実験区を設定し,野外で2年間にわって継続調査した。その結果,1)では冬期に侵食量の大きな増加が確認され,原因としては凍上と融解の繰り返しが推察された。一方,2)と3)は冬期の侵食量が比較的少なく,これは植物体が存在していたためと考えられた。また63°と45°の実験区の侵食量を比較したところ,前者の方が多かった。これらのことから,植生基材の侵食を抑えるためには冬期までに植物を生育させる必要があり,急勾配ほどこの点に注意が必要であると考えられた。
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